BTS「Butter」ティーザー公開!意味を考察!

butter_teaserposterBTS
bts_twtより teaser poster

こんにちは!さこまよ(@SacchanOT7)です。
いよいよBTSの新曲「Butter」のカムバックプロモーションがスタートしましたね!
2021年5月2日午前0時からコンセプトクリップやティーザーが順次公開されていきます。
その意味について、こちらの記事で順次追記していきますのでよろしくお願いします。

butter promotion schedule

BTS_twtより プロモーションスケジュール

なお、ティーザー公開前に書いた考察記事はこちら。ぜひ併せて読んでみてください。

BTS「Butter」を深掘り!意味を考察
BTSの新曲「Butter」のリリース発表までの流れと、「Butter」に込められた意味の考察。 世界中のファンが提唱する「Butterfly」との関連性に加えて、「Butter」の意味やWeverseの告知文からヒントを得て考察をしてみました。

ミュージックビデオ公開後の最新の考察&解説はこちら!

BTS「Butter」ミュージックビデオ公開!考察まとめ・解説!
BTSの新曲「Butter」に込められた意味をミュージックビデオ、歌詞、一連のティーザー、記者会見や雑誌のインタビューなどをもとに考察。コロナ禍において自分たちの存在意義を見直したBTSが、ARMYに送るメッセージと、「BTSというジャンル」を確立していくという意思表明と考えました。

5/2 0時公開のコンセプトクリップ ティーザーポスター

butter_teaserposter

bts_twtより teaser poster

さて、さっそく公開された第1弾ティーザーポスター(上の写真)についてみていきたいと思います。
まず、こんな感じで来ると思っていなかった(てっきりメンバーがbutterのMVの衣装に身を包んでいるポスターが見られると思っていた)ので、事件現場のような写真に驚きました。
そして意味深~~(泣)
私をはじめ、世界中のARMYの第一声「花様年華じゃん」というものでした。

追記:このポスターはポップアートで言うところの「コラージュ」作品であるとも見ることができます。詳細は後日書いたこちらの記事をご覧ください。

BTS新曲「Butter」のコンセプトはポップアート!コンセプトクリップを解説
BTS「Butter」のティーザーポスター、コンセプトクリップなどをもとに、込められた意味を考察。4/9公開ウィバースマガジンをヒントに、コンセプトとなっているのは「ポップアート」と考えました。ポップアートの簡単な解説とそれを踏まえたBTSの楽曲との繋がりをまとめました。

以下がざっと見て最初に思った私の考察↓

黄色い飴

run

RUNミュージックビデオ

黄色い飴はRUNのミュージックビデオではナムジュンが、Highlight reelのミュージックビデオとFAKE LOVEミュージックビデオティーザーではユンギが食べていて印象的でした。
私が思うに、この飴は、RUNミュージックビデオでは幼さの象徴、Highlight reelやFAKE LOVEミュージックビデオティーザーでは成長のために必要になるものの象徴だったと思います。

highlight reel

Highlight reelコンセプトムービーより

Highlight reelでは、メンバーそれぞれがある女性と出会って、それぞれに好意を抱きます。
一方、ユングの心理学の考え方でいうと、この女性たちは「アニマ(男性の中にいる女性、無意識の中にいる)」を表しているのではないかと思われます。
「アニマ(男性の中にいる女性)」と「アニムス(女性の中にいる男性)」はペルソナを補足し、自我のより深いところに存在するものです。
つまり、メンバー自身の分身でもあるこの女性たちと向き合うことで、メンバー自身の心の成長の過程を表しているのです。

fake love

FAKE LOVE ティーザーより 飴をもらうユンギ

また、FAKE LOVEのティーザーでは、メンバーたちが仮面をかぶった謎の人物のいる「Magic shop」にて、RUNミュージックで出てきた幼さの象徴や心の傷の象徴であった物と、Highlight reelで象徴的だった物を交換しています。

なお、このティーザーなどで取り入れられている「INTO THE MAGIC SHOP」という書籍は、「自分のことを見つめなおし、自分の本当に欲しいものを考える。また、心を開き、自分を愛し、他者への共感や思いやりを持つことで自らの成長を促す」ことが書かれています。

FAKE LOVEは、成長するうえでのメンバーの葛藤を描いていますが、この、アニマの部分(より深い自我の無意識の部分)と向き合い、葛藤し、成長することを意味していると思います。

そして、今回出てきたティーザーポスターでは、この飴が割れています。

butter ティーザーポスター

Butter teaser poster

つまり、幼さや、成長のために必要になる物=飴が割れている、そして、その次(Beyond)に繋がっていくことを意味する矢印が描かれていることから、「幼さや成長の過程の苦難を克服し、次に行く準備ができている」ということを意味しているのではないかと思います。

なお、Beyond つながりでいうと、BTSの「Beyond the Sceine(現実を超えて、夢に向かって絶えず進み行き、成長する青春の防弾少年団)」というコンセプトを思い出しました。

カメラとフィルム

young forever

Young Foreverミュージックビデオより

young forever

Young Foreverミュージックビデオより

次に気になったのが、カメラと、カメラから出たフィルムです。
カメラは、RUNや花様年華on stageのムービー、Young Foreverのミュージックビデオなどで度々出てきます。
主に、楽しかった過去に執着し、先に進めないでいるジンがカメラを構えている様子が印象的なことから、私は、このカメラは「過去への執着」を意味しているのではないかと思います。
また、フィルムも同様に、過去を収めるもので、思い出や追憶などを意味しています。

フィルム、というのは日本語曲「Film Out」でもキーワードになっており、BTSのグッズ「Film Viewer」というものが最近出たことから、過去の思い出、記憶、に重きが置かれていることが分かります。

young forever

Young Foreverミュージックビデオより

また、ポラロイド写真をこのように紐で飾っているのも、よく見られる描写です。
(「Curated for Army」の部屋でもこうした写真が飾ってありましたね)

butter teaser

Butter teaser poster

今回公開されたティーザーポスターでは、カメラからフィルムが引き出されています。
フィルムを引き出してしまうと、フィルムがダメになってしまいますよね。
これも、過去への執着であるカメラとフィルムを壊していると捉え、過去への執着から脱却している、と考えることができます。

クラッカー(コンフェッティ)

run

RUNミュージックビデオより

RUNミュージックビデオと今回のティーザーポスターがリンクさせられている理由は、主にクラッカー(コンフェッティ)の存在だと思います。

butter teaser

Butter teaser poster

クラッカーの残骸が、パーティの後を思わせるからです。
そして、RUNのミュージックビデオでは、コンテナの中で派手にパーティが行われており、クラッカーが使われていました。

グミ

gummy

Butter teaser posterより

また、Butterティーザーポスターでは、グミが散乱している写真もありました。
ジンがグミ好きであることからジンと連想する声もありました。
さらに、花様年華では、ホソクが病気で薬を常用していましたが、それを連想させるのでは、という声もあります。

さらに、このグミは宇宙のモチーフがあしらわれてるこちら↑のグミであることが分かっており、hariboのサイトを見ると「スターミックスでカラフルな宇宙をめぐる大冒険。ヨーロッパでNo.1のグミキャンディー*ならでは。マシュマロのラブハート、グミのフレンドシップリング、伝説のゴールドベア」と紹介が乗っています。
BTSのミュージックビデオには度々宇宙が出てきます。
それはユングの心理学の考え方を取り入れているからだと思いますが、ユングの心理学では、「人間の心は宇宙の在り方を表しているので、人の心は無意識で繋がっている」という考え方があります。
その宇宙の要素をこのグミで取り入れたかったのかな?とも読めますね。

BTSと宇宙とユングについては、こちらをご覧ください。

BTSの楽曲と「シンクロニシティ」の関連性|DNAとSerendipity
BTSの「DNA」と「Serendipity」を題材に、ユング心理学の「シンクロニシティ(=共時性)」の概念を解説しつつ、BTSの曲に込められたメッセージを深掘りしました。

スマイリーの風船

butter teaser

Butter teaser posterより

スマイリーの風船は、全部で8個あります。
そして、1個だけ、紐が別で伸びているんですよね。
7個は同じ紐に結ばれている。

これは、7人のメンバーと8人目のメンバー=ARMYを意味するのではないかと思いました。

そして、このスマイリーの風船は過去に、BTSの一周年を記念する動画にて出てきていました。

bts 1stanniversary

BTS1周年記念

また、ジミンやホソクなどのメンバーが私服などでよくスマイリーがプリントされた洋服を着ていますので、パッと見たときに、この写真はジミン?ホソク?と関係があるのかなと思いました。

ただ、なぜ顔が5つしか書いていないのか、は分かりません。

また、そのほかの2枚、パンの写真と、ドリンクが注がれているジュースの写真の意味は分かりませんでした。
一部ARMYの中では、ドリンクは、少し前のVLIVEでVSOPE(ユンギ、ホソク、テヒョン)がミックスジュースを作ったのですが、それが伏線なのではないかとの見方もあります。

vsope vlive

VSOPEのVLIVE(2021.4)より

全体を通して

個人的に、今回の「Butter」がタイトル曲となるであろう、新アルバム(6月リリースと報道あり)は、「花様年華 Young Forever」の アルバムのオマージュとなるのではないかと思います。
そして、「Butter」は「RUN」「Butterfly」「Young Forever」あたりのオマージュを含んでくる可能性があります。

なお、「MAP OF THE SOUL : 7」のアルバムやミュージックビデオは、「O!RUL8,2?」収録曲のオマージュを含んでいました。(「ON」と「N.O」など)

BTSの楽曲が「学校三部作」「花様年華期」「Love Yourself期」「MAP OF THE SOUL」に大別されるとしたら、次回アルバムで花様年華期のオマージュを含んできたとしても全く違和感ないですね。

また、今回公開された7枚の写真ですが、1枚1枚をそれぞれメンバーを表すという声が多いですが、一方で、私は、BTSのこれまで歩んできた7年間(2021年6月で丸8年、今は8年目)をそれぞれ表すのではないかとも読めてきました。
写真に入る赤や黄色、青のマスキングテープや紫の丸いシールにも意味がありそうです。
私のtwitterでボチボチ思ったこと挙げています。

5/2公開ティーザーについての考察はざっとこんな感じでしょうか。
他にも何かあれば追記します。

5/4以降のコンセプトクリップ

5月4日にコンセプトクリップが公開されました。
それを見て、新たな大きなコンセプトに気が付いたので別記事にまとめることにしました。

以下をご覧ください。

BTS新曲「Butter」のコンセプトはポップアート!コンセプトクリップを解説
BTS「Butter」のティーザーポスター、コンセプトクリップなどをもとに、込められた意味を考察。4/9公開ウィバースマガジンをヒントに、コンセプトとなっているのは「ポップアート」と考えました。ポップアートの簡単な解説とそれを踏まえたBTSの楽曲との繋がりをまとめました。

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