BTS Permission to Dance on Stage LA参戦レポート~コンサート当日編~

permission to danceBTS

今回は11/27,28,12/1,2にアメリカのロサンゼルスで開催されたBTSのオフライン公演Permission to Dance on Stage LAの参戦レポートをお届けします!

チケッティングから事前準備、現地入りからコンサートの様子までリアルに記載していきたいと思います。
長くなるので、記事を分割して書きましたが、ようやく本番当日編です。

チケッティング編↓

BTS Permission to Dance on Stage LA参戦レポート!~チケッティング編~
Permission to Dance on Stage LAチケッティング参戦記録。 壮絶なチケット争奪戦から、実際の購入に至った道のりをリアルに記載しました。 Ticketmaster・Stubhubの仕組み、転売、リセールについても。

コロナ禍での渡航準備編↓

BTS Permission to Dance on Stage参戦レポート~コロナ禍での渡航編~
BTSのオフラインコンサートPermission to Dance on Stage LA参戦レポートのコロナ禍での渡航準備編です。 必要手続き、調整などで四苦八苦したリアルなレポートをお届けします。アメリカ特有の治安対策やスタジアムに入場する際の対策もまとめました。

コンサート初日

Permission to dance on stage la会場内

ホテルから会場へ!

さて、いざ!
いよいよコンサートが行われるSoFiスタジアムへ向かう時がやってきました。
長かった準備期間、血反吐を吐いたチケッティングを経て、あと数時間でBTSに会えるなんて、この時もまだ信じられませんでした。

私はHISの往復送迎シャトルを予約しており、16時半に集合場所のホテルに集まることになっていました。

ホテルからは15~20人程度の日本人が集まっていたと思います。
実は会場でのグッズ販売が朝からあったこともあり、往路を放棄して既に会場入りされている方も多かったとのことでした。
なお、グッズ販売は私は参加しませんでしたが、長蛇の列で、なんと7~8時間並ぶような形だったと言います。
炎天下での行列だったため、BTS側から水が支給されたり、スポンサーであるマクドナルドの無料コーヒーやポテトがふるまわれたと言います。

HISバス

ホテルから出るバスは大型バスでした。
ガイドさんがおり、到着してからの注意事項や終演後の集合場所について詳しく説明してくださいました。

車窓から

会場周辺のイングルウッドの街並み。
大通り沿いは治安の悪さをあまり伺えることがなく、普通の住宅街のように見えました。
既に大渋滞で、なかなか会場に入ることができませんでした。
結果、10分ほどの距離を40分ほどかけて会場内に到着。

会場内は長蛇の列!大混乱!

SoFiスタジアム

会場に着くと既にたくさんの人が。
スタジアム内に入るエントリーゲートは全部で12個ありましたが、そのそれぞれに長蛇の列ができていました。
なお、会場は駐車場も含めると広大な敷地になっています。

sofi map

SoFi Stadium公式より

当初、訳も分からず適当に列に並んでいたのですが、どうやら座席ごとに自分に割り当てられたエントリーがあるらしい、と途中で知ります(汗)
SoFiの公式アプリを入れており、Ticketmasterと連動させていたので、アプリにちゃんと自分のエントリーが書いてありました。
1時間近く右往左往し、自分の列をようやく見つけます。
周りのARMYさんたちも自分がどの列に並んでいるのか分からない人が多く、大混乱!
「この列はEntry6じゃないわ!5よ!」「いや、Entry6で合ってるわよ!みんな自分の列分かってるわね⁉大丈夫?!」とリーダーシップ抜群のアミさんが自発的に仕切りだします。
私も周りに聞きながらようやく自分の列に落ち着きます。
なお、会場にはサイネージや案内板、案内スタッフが極端に足りていなかった印象でした。(2日目からはスタッフが増員されていました。)

Entry6

列に並んでいたら、こんな手作りのブレスレットを配ってくれるARMYさんもいて、すごく感動しました。

ブレスレット

これは始終感じていたことですが、ARMYである、ということだけで、人種や国籍の垣根を一気に超えてしまう、不思議な雰囲気が、この会場にはありました。
本当に周りのARMYさんには助けられましたし、もしかしたら他の場所だったら感じていたかもしれない「アジアンヘイト」的なものも一切感じないどころか、バンタンがアジア人だからか、フレンドリーに接してくれようとする雰囲気を感じました。

荷物検査

30分ほどして、ようやく手荷物検査の場所まで来ました。
ここで、自分のワクチン接種証明書(もしくは72時間以内の陰性証明書)とID(パスポート)を確認されました。
手荷物検査と金属探知機をくぐると、チケットチェックがあり、ようやく中に入ることができました!!

スタジアム内

ゲートをくぐると高揚感で皆小走りで中に入っていきました。

なお、私は2日間とも運よく開演前に余裕をもって会場に入ることができましたが、中には待機列が長すぎて開演に間に合わなかった人も多数いたとのことでした。

スタジアム内

私の入ったエントリーはVIPエントリーらしく、少し雰囲気が違っていたように思います。
お酒の飲めるエリアやラウンジらしきものがありました。
全体的に人が少なく、静かでした。

VIPエリア

VIPエリアにある座席チケットだったからかは定かではないですが、中に入っても何回かチケットチェックがありました。

会場

私の座席からの景色です。
ステージサイドでしたが、メインステージがよく見えました!

いよいよ開演!!

いよいよ開演です!
開始は19時半からでしたが、会場に入りきっていない人が大勢いるということで10分ほど遅れたように思います。

開演直前は、会場にミュージックビデオが流れ、メンバーの姿が映るだけで大歓声!!
特に、開演間際に「Dynamite」→「Butter」→「Permission to Dance」が流れたときは、アミボム(ライトスティック)の点滅の演出があり、会場が大合唱!!

始まる前とは思えない熱気でした。
これを目の当たりにしただけで、「ああ、コンサートに来たんだ…!」という感動で胸がいっぱいになり、号泣してしまいました。

Day1セットリスト

  • ON
  • FIRE
  • Dope
  • オープニングコメント
  • DNA
  • VCR
  • Blue & Gray
  • Black Swan
  • コメント
  • Blood Sweat & Tears
  • Fake Love
  • VCR
  • Life Goes On
  • Boy With Luv
  • コメント
  • Dynamite
  • Butter
  • VCR
  • Airplane pt.2
  • Baepsae
  • Dis-ease
  • トロッコ開始
  • Telepathy
  • Stay
  • トロッコ終了
  • So What
  • コメント
  • I Need U
  • Save Me
  • IDOL
  • ARMYアンコール、ウェーブタイム
  • We are bulletproof : The Eternal
  • Answer : Love Myself
  • エンディングコメント
  • Permission to Dance

感想

まず、最初のONで2年ぶりのコンサートでBTSがステージに登場する際の会場のボルテージと言ったら半端なかったです。
会場にいるほぼ全員が、絶叫に近い歓声を上げていたと思います。
2年分の空白を、演者と参加者それぞれが、必死で埋めようとしているように思えました。

肉眼で彼らが見える位置にいることが信じられなかったし、オンラインで見る彼らと比べて、やはり勢いというか、意気込みが表情や足取りからも全く違っているように感じました。ここでも涙腺崩壊。

2年ぶりということで、最初は彼らも肩にものすごい力が入っているのではないかなと感じました。「やってやるぞ!!!」という、ものすごい覇気を感じました。
でも、始終楽しそうで、表情がとても豊かで、皆すごく嬉しそうでした。
やはり、コンサートはリアルで観客がいて完成するんだ、と確信しました。

会場の音響がとてもよく、爆音ではあったけど歌声が綺麗に聞こえていました。
腹の底から地鳴りするような「ドゥン、ドゥン」という音楽の振動と、ARMYの沸き上がる歓声が全身を包む感じが、「コンサートに参加している!」という高揚感を湧き立たせてくれました。
また、激しく踊りながらでもほとんど音程を外さないのはやはりBTSクオリティだと思いました。
また、バンタンメンバーたちがしきりにイヤモニを外して、観客の声援を聴こうとしている姿も印象的でした。

会場のARMYさんも熱狂がすごく、魂の底から自由に歌って踊り、歓声を上げていました。
KPOPコンは日本では掛け声をピッタリ合わせますが、日本とは違って、掛け声に忠実な方は少ない印象で、魂の赴くままにずっと歌っていました。
リーダーシップ抜群のARMYさんが、インターバルの間にウェーブを仕切ったりと、会場のファンに一体感があり、とても楽しかったです。

会場

もう一つ特筆すべきは、「会場のARMY皆友達!」とも言わんばかりにフレンドリーな方が多かったことです。
お互い躊躇いなく声を掛け合うし、アンコールの間のウェーブなどでも自然に周囲を仕切りだす人もいるし、もともと知らない人同士なのに「知り合いだった?」というくらいの親密さで会話していたり。
スマホで自撮りしようとしていると、必ずと言っていいほど、それを見かけた方が「撮ろうか?」と声をかけてきてくれたり。

最初、HISで集まった日本人ARMYたちの間に一種の探り合いのような雰囲気があったことと対照的で、やはりアメリカというお国柄もあるのかなあとも思いました。

メンバーそれぞれの印象に残っている点

  • RM:コメントが本当に上手い。会場を沸かせるツボを押さえているというか、盛り上げ方がとても上手い。BTS has officially back!!!!!という最初の雄叫びには涙腺をやられました。
    最後のコメントは、また後述しますが、彼らの長かった苦悩と今日という日を迎えられた熱い思いがこもっていて、これもまた号泣しました。
    アメリカでのナムジュン人気はすさまじく、画面に映るたび、コメントを言うたび、ひときわ大きな歓声が上がりました。
    すらすら出るスラング交じりの英語、たまに歌詞を少し変えるところ、ラップ、全てに痺れました。
  • JIN:登場の時の、いつもの投げキッスから始まり、毎回変わる最後の面白い衣装まで、その明るさが会場を和ませていました。コメントの際も肩ひじ張らず、飾らない感じがあり、ジンが出てくると自然に笑顔になってしまう、そんな不思議な、柔らかいオーラを感じました。あと、話し方がとても可愛い。
    そして、遠くからでもわかるスタイルの良さ。顔が小さく、東洋人離れした身体のバランスだったと思います。
    終盤のEteranalではもう号泣の準備をしていたのですが、ジンの頭からお花が生えた衣装のおかげで、ジンが画面に映るたびに涙が引っ込んでしまい、結局あまり泣かずに笑っていたと思います。
  • SUGA:いつも落ち着いた印象ですが、コンサートでのユンギは全く違っていました。オラオラ感がすごい!!そして、笑顔も多く、表情もすごく豊かで驚きました。
    コメントも韓国語で話すことが多かったですが、それでも、やはりSUGA人気はアメリカではものすごく、ところどころで「ユンギャーーー!!」という絶叫に近い歓声が寄せられていました。
    また、少し顔が引き締まった印象で、ますますかっこよさに拍車がかかっていたように思えます。
    ステージサイドにも頻繁に顔を向けてくれたため、その表情がよく見えました。
  • J-HOPE:コンサートに行くとホソクの女が増える、と聞いていましたが、これは本当だなと実感しました。ダンスの切れが人一倍すごい!
    ダンスの切れのせいかは分からないのですが、一番露出が少ない衣装なのに、なんであんなに色気が出るの?というくらい。
    表情も、役者並みに豊かで覇者のオーラが出まくっていました。一方、コメントの時は一転してニコニコJ-HOPEになるから本当にギャップがすごい。
    会場にもくまなく手を振ってくれてました。
  • JIMIN:まあーーー、美しい。本当に、天使でした。色白で、身のこなしが軽いのがダントツでした。ふわ!ふわ!と舞う感じ。
    コメントの時も、糸目をニコニコさせて会場を少し見渡してから、一呼吸おいて話す感じがとても印象的でした。感極まっているのが分かって、こっちまで固唾を飲んで見守ってしまう瞬間が何回かありました。本当に柔らかい雰囲気ですが、パフォーマンスになると表情が一転するのも鳥肌でした。
    そして、ジミンペンが2日間ともすぐ近くにいたせいか、始終絶叫されていました。
    アメリカでのジミン人気も健在でした。
  • V:テテは、本当に、楽しそうでした。ずっと笑顔で、本当に嬉しそうで、それが伝わってきました。表情もオンラインコンサートの時の何倍も豊かでした。
    そして、ステージサイドにも頻繁に来てくれ、珍しいものでも見るかのように、かみしめるように、観客席を上から下まで、しっかり目に焼き付けているような仕草が印象的でした。
    ぴょんぴょん動きが多く、足のケガなんて全く忘れるくらい、走り回っていました。
    そして、コメントの時に、ゆっくり話しながら、少しクネクネしている感じが独特で本当にかわいかったです。
  • JUNGKOOK:人一倍動きや走りが多く、本当にうさぎさんみたいでした。エネルギーの塊。そして、目が本当に綺麗で、キラキラしていました。肩幅が大きく、胸板が厚くて、鍛えているのがよく分かりました。衣装の布が少なく(笑)、始終黄色い歓声が飛んでいました。
    また、ステージサイドだったので奈落がよく見えたのですが、Airplane pt.2で歌い出しソロのスタンバイをしているときに、嬉しそうにVCRを一生懸命見上げて眺めている姿が印象的でした。一人なのにニコニコしていて可愛かったです。
    また、最後Permission to Danceの時、ユンギに駆け寄ろうとして盛大に転んでいたのが心配でしたが、直後のVLIVEで、コンサート終了後から痛みに気づいて今も痛い、と言っていました。

また、エンディングのコメントは、2年間コンサートができなかった苦悩、ついにこの日を迎えた感慨がこもっており、特にRMのコメントは涙なしに聞くことはできませんでした。

エンディングコメント

2019年ロウズボール公演にて、RMが「例え出身や話す言葉が違っても、今夜私たちは同じ言語で話します。これがCommunion(共感、交流)です。同じ言葉で話し続けましょう」と話したコメントがとても印象深かったですが、ここでも、同じ「Communion」という単語を持ってくるあたり、オタクとしては涙なしには聞けませんでした。
特に、会場でのARMY同士の連帯を肌で感じていた私としては、余計、RMが言わんとしていることが実感として分かる気がして、同じ人たちが好きだというだけで、人種や言葉を超えて、ここまで繋がりというか、一体感を感じることがあるものなのだなあと、とても感慨深かったです。

終演後

終演後

終演後、名残惜しさに後ろ髪を引かれながら、入場するのはあんなに時間がかかったのに、退場するのは比較的早かったと思います。

しかし、バスに乗り込んでからが長かったです。
会場を出ようとする車で大渋滞し、バスが会場を出るまでに1時間半は掛かったと思います。
会場を出てからもしばらく会場周辺は大渋滞が続き、近いはずのホテルまで30分は掛かりました。
終演が22時15分頃、HISバスの集合時間が23時でそこからバスに乗って、ホテルに着いたのは翌1時過ぎでした。
途中、終演後すぐにメンバーたちがホテルに帰ってVLIVE放送をしてくれましたが、一向に動かないバスの中で待機していた私たちは、微弱電波に翻弄されながらも放送を見て「え!?バンタンもうホテル帰ったの?しかももうシャワー浴びたって?何でそんなに早いの??」と驚いていました。

なお、バスの窓から会場を後にするARMYの様子がよく見えましたが、近くのIN’ OUT BURGERが激混み、芝生で食べている人、バス停まで歩く人など様々いました。
なお、UBERなどの乗り場は会場を出てすぐのところにあったそうですが、中々車両が来ず、外でかなり待ったという声も聞きました。
会場はとても治安の悪い地域にあるので、深夜のUBERはオススメしません。

コンサート2日目

2日目

コンサート2日目は、1日目と違っていた点を主に記述します。

入退場全般について

まず、初日が大混乱しクレームが殺到したと思われることから、運営は少しだけ改善していました。
案内の人も多く配置され、動線の管理も厳しくなっていました(が、あまり効果はなかった…?)。
同じ時間に会場にバスで向かいましたが、初日よりも早く会場に入ることができました。16時半集合で、17時前には入れたと思います。
しかし、割り当てられた入場ゲートは同じく長蛇の列ができていて、尋常ではない列の長さ。
会場の外(駐車場)まで列が続いていました。
それでも一人だったら真面目に並んでいたと思いますが、声をかけてくれた韓国ARMYさんが「こんなのに並んでいたら絶対開演に間に合わない!!」と言って一番スムーズに入れるエントリーを自らのネットワークを駆使して探してくれ、一緒に別のエントリーから入ることに。
その方の韓国人のお友達も指定されたエントリーではないところから入っても問題なかったとのことで、ソワソワしつつも言われた通りの列に並ぶと、なんと5分で入場完了!!笑(のちに聞いた話だと、割り当て以外の列から入ろうとして並びなおしさせられた人もいたそう)

途中、歩いて別のエントリーに向かう際も、歩き方がゆっくりなアメリカ人をグングン追い抜いて早歩きで歩く韓国人ARMYさんに、「韓国人はやっぱりパリパリ文化(パリ=早い)だね」というと「そうなのよ!もう早く入らないと!!」と言いながら笑っていました。
一つの列に並んで、もうそろそろ入れそうかな?と思うところまで来たのに、再度お友達に連絡をして、さらに早く進む列に移動したりするところも、まさにパリパリ文化を垣間見た瞬間でした。
私も早く会場に入りたくて、前の歩みの遅いアメリカ人をどう追い越そうかなと考えていたところだったので、やっぱり韓国人とは同じアジア人で気質が合うのかな~と思っていたりしたのでした。

そんなこんなでとても余裕を持って会場に入ることができた私。

ピザ

中に売店があったので、大きなピザ(というかピザくらいしかなかった)とペプシを注文。
これで20ドルくらいしたような…(覚えていない)
会場を見ながら腹ごなし。

なお、終演後も初日より早く会場を出ることができ、ホテルに着いたのは0時前。
ホテルのレストランも開いていたので、現地で合流したARMYさんとカリフォルニアワインで乾杯!
やっぱり地ワインはおいしい!
会話に花が咲いてとても楽しかったです。

Day2セットリスト

  • ON
  • FIRE
  • Dope
  • オープニングコメント
  • DNA
  • VCR
  • Blue & Gray
  • Black Swan
  • コメント
  • Blood Sweat & Tears
  • Fake Love
  • VCR
  • Life Goes On
  • Boy With Luv
  • コメント
  • Dynamite
  • Butter ft. Megan Thee Stallion
  • VCR
  • Airplane pt.2
  • Baepsae
  • Dis-ease
  • トロッコ開始
  • Telepathy
  • Stay
  • トロッコ終了
  • So What
  • コメント
  • Save Me
  • I’m Fine
  • IDOL
  • ARMYアンコール、ウェーブタイム
  • Young Forever
  • Spring day
  • エンディングコメント
  • Permission to Dance

初日と異なっている点をハイライト↑

感想

全体的に、初日より肩の力が良い具合に抜けている印象を受けました。

個人的には、ButterでMegan Thee Stallionが登場したときは本当に興奮しました。
会場のボルテージも最高潮だったと思います。
AMAsで共演が叶わなかったミーガンと初めて一緒にパフォーマンスを披露できた瞬間に立ち会えてとても嬉しかったです。

コメントについても「今日だけは韓国語で話します!」と言って韓国語でたくさん思いの丈を語ったメンバーもいました。(ホソク、ジミン、ジン、ユンギ、テテ)

J-Hopeが、「今夜は僕たちだけでなく、皆さんにとっても、特別な一日だったと思います」と語っていて、観客側にとっても、このコンサートがどれほど重みがあるものだったか、さすが分かっているんだなと感動しました。
ジミンは「これまで、カメラ越しにパフォーマンスをするのに慣れてしまって、昨日は皆さんが目の前にいることにぎこちなさを感じてしまったほどです。本当に待っていてくれてありがたいです。」と、初日の戸惑いを正直に語ってくれました。
RMは「初日は緊張しすぎて、全てのエナジーを使い切ってしまったので、2日目の朝起きたとき、”今日は本当に無理…”と思ったのですが、不思議なもので、実際に皆さんの目を見ると自然と力が湧き出てきて、頑張れるんです。皆さんは本当に奇跡のようです」と語っていました。

コロナ禍に入ってから、ファンの前で公演ができなくなり、それまで当たり前だと思っていたことがとても貴重だったと分かった、としきりに口にしていた彼ら。
4日間しかないコンサートの全てに、全力で挑んでいるのだなあと思いました。

おわりに

実はまだまだ語りたいことがたくさんありますが、とても長くなってしまいましたのでこのくらいにいたします。

総じて、会場には一体感があり、出身や言語を問わずにたくさんのARMYさんが積極的にコミュニケーションをとろうとしてくれたことがとても嬉しかったし、とても楽しかったです。
座席では一人参加だったのですが、隣の方々と話をしたり、踊ったり、歌ったり、とても楽しく、全く孤独を感じることなく全日程を終えることができました。

帰るころには、私自身も、かばんに付いているキーチェーンや着ている服などでARMYさんだと分かると「ARMYですか?!」と気軽に声をかける癖がついていました。

また、バンタンのコンサート自体ももちろん素晴らしかったのですが、2年間のブランクを経て爆発したARMYのエネルギーそれ自体を肌で感じ、とても感動し、あの空間自体が強烈な印象として残っています。

メンバー全員が毎日、初日だろうとなんだろうと「体力を温存しよう」と考えている風も全くなく、全力で挑んでくれていることもヒシヒシと感じられました。
BTSの実力が高く、公演自体が素晴らしくクオリティが高いことは言うまでもないですが、加えて、無観客では感じられなかった覇気やエネルギーを感じました。

「僕たちは公演をする職業の人です」とメンバーは語っていましたが、本当にその通りなんだろうと思いました。

一方で、全力で目の前の公演に挑む彼らを見て「自分はどうだろう?」とふと自省してしまった瞬間がありました。
彼らの渾身の公演を見て、自分自身の生き方に対して、もっと全力で生きないといけないな、本当に心からやりたいことに挑戦してみないといけないな、と思わされたのでした。

(おわりに、の項なのに終われない…)

とにかく、行くまでは大変だったけど、本当に行ってよかった!!
まさに、私の人生の中で間違いなく大事な一ページになった、と思うイベントでした。
死ぬ前に走馬灯を見ると言いますが、きっと私の走馬灯には、会場のアミボムの光輝く瞬間が含まれていることと思います!

こんな機会に恵まれたことをとても感謝します。

 

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