BTS(ビッグヒットエンターテインメント)とライブストリーミングコンサート事情|ユニバーサルミュージックとの提携も!

map of the soul oneBTS
BTS公式facebookより

こんにちは!さこまよです♪
今回は、BTSの所属事務所であるビッグヒットエンターテインメントと、オンラインライブストリーミングコンサートに関する動きをまとめてみました。

コロナ禍の現在、昨年から様々な音楽シーンで「オンラインライブ」という新たな試みが取り入れられてきました。
日本でも、私の大好きなサカナクションさんが、完全なライブ(中継)形式で、オンラインコンサートを実施し、オンラインライブの可能性を感じました。
(これは本当にすごかった…!演奏等クオリティが高すぎたのでDVDお勧めします!)

SAKANAQUARIUM光ONLINE

コロナ禍がいつまで続くか、先が見通せない中、世界中でオンラインコンサートを取り入れる動きが進んでいますが、BTSの所属事務所ビッグヒットエンターテインメントも、オンラインコンサートには相当な力を入れているようです。
今回は、ビッグヒットエンターテインメントとオンラインコンサートに関する動きを見ていきたいと思います。

BTSの2つのオンラインコンサートと、ビッグヒットエンターテインメントのニューイヤーイブライブ

BTSは2020年、2回の大規模なオンラインコンサートを実施しており、どちらも大成功を収めています。
また、2020年~2021年、BTSの所属事務所ビッグヒットエンターテインメントはニューイヤーイブライブをオンラインで実施しています。

「BANG BANG CON The Live」

bangbangcon

BTS公式Facebookより

2020年6月に開催した「BANG BANG CON The Live」は有料オンラインコンサートとして、「最多視聴者が観たライブストリーミング音楽コンサート」というギネス世界記録を打ち立てています。
アクセスが世界107カ国で75万6000人超を記録、5万人収容のスタジアム公演15回分となる大成功を収めたことで話題になりました。

また、Bang Bang CONは2020年11月8日(以下現地時間)、ヨーロッパ最大の音楽授賞式『2020 MTV Europe Music Awards』にて「Best Virtual Live」を受賞しました。

内容としては、5つの部屋と2つのステージを舞台から、12曲がおよそ100分間にわたり披露されました。
また、6つの画面のうちから見たい画面を選択して視聴できる形式が取られました。

ARMY BOMB(ペンライト)との連動やLED傘との連動を取り入れ、デジタル新時代を感じさせる内容となっていました。

BTS「MAP OF SOUL ON:E」

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BTS公式facebookより

また、10月に開催した「BTS MAP OF SOUL ON:E」には、Bang Bang CONの8倍の制作費を投じ、特別に設営した4つの大型ステージや最先端のAR、XR技術などの演出が用いられ、マルチビューイングや4K画質での配信も行われました。

内容としては「Map of the soul:7」に収録された楽曲を中心に公演が進み、メンバーのソロ曲なども演奏された盛りだくさんのステージでした。

また、会場を囲うように設置された巨大なモニターには世界中のARMYの姿がリアルタイムで映し出され、そこからは歓声が届くような形式になっていました。
モニターから届く歓声にVが「ひさしぶりにARMYの顔を見て声を聞いたら感動しちゃいました。一緒に歌ってたくさん応援してください」と笑顔を見せたり、ジミンが「本当はメンバーとARMYと一緒にライブを作って、楽しさを分かち合いたかったので悲しい気持ちもあります。準備したものをすべて見せることができず残念ですが、みんながモニター越しに希望をくれました。応援してくれてありがとう」と涙ながらに語った姿が印象的でした。

最後には、ARMYたちの姿が映るキューブがARで会場中に浮かび上がる中「We are Bulletproof:the Eternal」を披露し、感動的なステージを締めくくりました。

New Year’s Eve Live

2020年の大みそかから2021年元旦にかけて、ビッグヒットエンターテインメントの所属アーティストが出演したニューイヤーイブライブがオンラインにて実施されました。

BTSのほかに、Tomorrow X TogetherやENHYPEN、GFRIEND、NU’ESTなどの所属グループのパフォーマンスや、所属アーティストらによるコラボステージなどが話題になりました。

ここでも4K視聴や 6画面から見たい画面を選ぶことができる配信形態が採用され、コンサートが行われている裏で別のグループに実施されたインタビューなども同時に見ることができる、とても新しい試みでした。

ビッグヒットエンターテインメントとKISWE社が創設したジョイントベンチャー「KBYK Live」

上記Bang Bang CONは、オンラインライブプラットフォームを提供する「KISWE」社のプラットフォームを通じて配信されました。

KISWE社は、アメリカのニュージャージーに本社を置く、クラウドベースのオンラインストリーミングプラットフォームを提供する会社で、イングランドのプレミアリーグのサッカーやPGAツアーなどの中継を行ってきた実績があります。

このKISWE社とビッグヒットエンターテインメントが昨年9月に立ち上げたジョイントベンチャーが「KBYK Live」という会社です。
KBYK Liveは「VenewLive」というオンラインライブストリーミングのプラットフォームを立ち上げています。
先述したON:Eコンサート及びNew Year’s Eve LiveはVenewLiveのプラットフォームを用いて配信されています。

YGとユニバーサルミュージックがKBYK Liveに投資

BLACKPINKやBIGBANGなどが所属する韓国の大手芸能事務所 YGエンターテインメントとアメリカの音楽企業ユニバーサルミュージックが、2021年2月、ビッグヒットエンターテインメントとKISWE社が創設したKBYK Liveに共同出資する旨を発表しました。

ユニバーサルミュージックは傘下にインタースコープ・レコード、キャピトル・レコード、リパブリック・レコードなどのレーベルを置いており、レディー・ガガ、ビリー・アイリッシュ、マルーン5、テイラー・スウィフトといった有名ポップスターが多く所属しています。

今後、こうしたアーティストらも、KBYK Liveの立ち上げたVenewLiveのライブストリーミングプラットフォームを用いて講演を行うと推測できます。

2/18 ビッグヒットエンターテインメントとユニバーサルミュージックが重大発表を行う?


2021年2月16日未明、インドのムンバイミラー紙の記者のツイッターで、「2/17午後6時(est)にビッグヒットエンターテインメントとユニバーサルミュージックが重要なバーチャルアナウンスメントを行う。当日、Youtubeにて配信される。」旨の内容がつぶやかれて話題になりました。

その他、毎回BTS関連のプレスリリースなどをツイートする記者のTwitterにても水曜日に何かある旨の呟きが。

公式からの発表はまだなされていませんが、Twitter界隈では、先日の、KBYK Liveへのユニバーサルミュージックによる投資との関連を連想するツイートが多くつぶやかれています。

この辺りはまだ真相が明らかになっていないため、引き続き情報を収集していきたいと思います。

2/18追記 ビッグヒットエンターテイメントとユニバーサルミュージックがオンラインプラットフォームで提携

本日2/18にビッグヒット公式YouTubeで、ユニバーサルミュージックとのジョイントベンチャー設立、共同でのボーイズグループのオーディション、Weverseや先述のVenewliveなどオンラインプラットフォームにおける提携が発表されました。

Weverseにはユニバーサルミュージック所属のアーティストも参加することになるそう。

また双方のアーティストがVenewliveを使ってオンラインライブストリーミングを行うなどの提携が期待されます!

今後とも、目が離せませんね!

bighit entertainment公式youtube

まとめ

先日、2021年第一弾のVLIVEでBTSのリーダーRMが「2021年には何か新しい試みを考えている」と言っていたのが印象的でした。

その後、こうしたライブストリーミングプラットフォームにおけるビッグヒットエンターテインメントとユニバーサルミュージック等とのコラボ、NAVER(コンテンツプロバイダー)とWeverseの統合のニュースなどが駆け巡りました。

明らかに時代はオンラインコンテンツやオンラインライブストリーミングプラットフォームへと潮流が向かいつつあるようです。

昨年「ベストバーチャルライブ」を受賞したBTSの動きには世界が注目していると言っても過言ではなさそうです!

 

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